不動産広告会社へのERP導入事例<ERP導入事例20>
ビーブレイクシステムズの製品MA-EYES(エムエーアイズ)には、広告業界向けの販売管理システムがあります。
本製品では、案件、見積作成、受注、納品、請求、発注、検収、入金、支払と統合的に業務管理を行うことができ、受注採算の情報(売上予定、仕入予定、アサイン予定)を管理することもできます。
また、広告業界向けに特化した製品として、注文自動継続機能や商品に対するマージン率設定機能、従量課金商品の実績取込機能、仕入先への入稿機能、JV(ジョイントベンチャー)案件対応など各種便利機能を備えています。
今回の事例では不動産広告会社様へ広告業界向けMA-EYESを導入した事例を紹介します。
目次
今回の事例について
事例企業
- 業種:インターネット広告代理事業 、クリエイティブ事業
- 利用者数:100人
システム利用状況
- 他社の販売管理システムを利用していた。
システム導入前の課題
- 従量課金商品の実績一括取込みを実施し、納品/検収処理の負荷を軽減したい。
- 一つの案件に複数の請求先、納品先が存在するJV案件への対応をシステムで実現したい。
- システムにて与信チェックを実施したい。
課題に対してシステムでの解決方法
- MA-EYESでは標準機能で従量課金商品の実績取込機能がある。実績取込機能を利用し従量課金商品の実績データを取込むことで、納品実績及び検収実績が自動で計算される。これまで負荷のかかっていた手作業による対応がなくなり、作業負荷が軽減される。
- MA-EYESでは標準機能でJV案件にも対応。一つの案件に対して複数の請求先、納品先を登録可能で、登録した請求先及び納品先毎に金額の按分比率を設定することが可能。
- 得意先に与信額登録し受注残及び債権残高にて与信管理を可能。注文金額が与信額を超えるとエラーとする制御ができる。
システム導入範囲と実現した内容
導入したシステムの概要図は以下のとおりです。
- 予算機能にて得意先や担当者等の年間月別予算を登録。
- 受注できそうな案件が発生した場合、MA-EYESの案件及び注文機能を利用し注文予定を登録。JV案件となる場合は、案件画面にて納品先毎や請求先毎に金額の按分比率を登録。従量課金商品への対応として、注文予定登録時、従量課金となる売上明細/仕入明細は実績取込をする為の紐付コードを各売上明細、仕入明細に登録しておく。
- 受注後、注文予定情報を受注済とし注文情報を確定。
- 注文確定後、通常対応の商品は売上明細から納品、請求処理を実施し、仕入明細から発注、検収処理を実施。JV案件においては、案件画面にて登録した按分比率を用いて納品先毎の納品実績、請求先毎の請求実績を作成。従量課金商品については、実績取込機能にて注文作成時に登録した紐付コードと実績の数量や金額を取込用フォーマットに記載し取込むことで、纏めて納品及び検収データ(実績データ)を自動で作成する。
- 月次締め処理にて生成される売上/原価の仕訳データをCSV出力し、会計システムへ 仕訳データを手動で取込。
- その他、システム概要図に記載の通り、MA-EYESの機能を用いた各種証憑出力やレポート帳票出力にも対応。
是非、お問い合わせください
不動産広告会社様へのERPパッケージシステムの導入を実施した事例について紹介しました。
システムの導入や利用中システムのリプレイスを検討されている皆様へ本記事が参考情報として少しでも役立てば幸いです。
また、記事の中でご紹介したERPパッケージシステム『MA-EYES(エムエーアイズ)』についてご興味いただけましたら、下記よりお気軽にお問い合わせください。
MA-EYESに関するお問い合わせ
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筆者プロフィール
- 霊長類最強botが好きです。
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