設計事務所へのERP導入事例<ERP導入事例19>
ビーブレイクシステムズの製品MA-EYES(エムエーアイズ)のプロジェクト管理機能は、プロジェクト毎の売上/原価予実管理を実施することでリアルタイムに収支を確認することができます。
今回の事例では設計業務を本業とされる企業にプロジェクト管理型MA-EYESを導入した事例を紹介致します。
目次
今回の事例について
事例企業
- 業種:総合設計・構造設計・耐震診断・設備設計・工事監理
- 利用者数:150人
システム利用状況
- スクラッチで開発したシステムを利用していた。
システム導入前の課題
- システムの属人的管理から脱却したい。
- 小規模の項目追加や帳票変更においても全てカスタマイズ対応とするのではなく、ユーザサイドでも変更が可能な自由度が高いシステムを導入したい。
- 販売管理システムから会計システムへ仕訳連携をすることで、販売管理システムと会計システムで重複している入力作業を軽減したい。
システムでの解決方法
- 保守サービスにて、ビーブレイクシステムズにてシステムメンテナンスを実施する為、自社でのシステム管理業務の負荷が軽減。
- 画面項目の追加、帳票のレイアウト編集/追加をユーザサイドで設定できる機能、ユーザサイドでデータを抽出できる機能を標準機能で実現。これらの機能を活用することでカスタマイズコストを抑えることが可能に。
- 会計システムと連携することで二重入力を排除し、業務負荷を軽減。
システム導入範囲と実現した内容
導入したシステムの概要図は以下のとおりです。
- 見積からプロジェクト管理、購買、経費、作業実績・勤怠、請求、入金、支払、配賦、帳票・分析まで各種業務の一元管理を実現。
- 受注プロジェクトごとに実行予算(予定人件費、予定経費、予定外注費)を立案し、プロジェクトごとに実績を登録。プロジェクト単位で実績を集計し、予算と実績の比較が可能に。予算と実績を比較することで、赤字になりそうなプロジェクトを早期に見つけることができ、赤字プロジェクトを未然に防ぐための対策が打てる環境を用意。※各プロジェクトへの実績の紐付け方法は過去事例参照。
- 工数/工程の管理と勤怠管理をMA-EYESを行う。勤怠、工数情報を1つのシステムに入力をすることで複数のシステムで管理する。手間を省き、プロジェクト情報と工数情報をもとに工程管理に必要な分析帳票を作成できる為、業務負荷を低減。
- ガントチャート機能を追加し、対象ユーザのプロジェクト毎タスク毎の工数計画と実績状況を視覚的に把握可能。
- 1プロジェクトに複数部門が参画する為、各部門と各部門に所属する担当者の情報をもとに売上/原価を計上可能。
- 月次締め処理にて生成される売上/原価の仕訳データをCSV出力し、会計システムへ 仕訳データを手動で取込。
是非、お問い合わせください
設計事務所へのERPパッケージシステムの導入を実施した事例について紹介しました。
システムの導入や利用中システムのリプレイスを検討されている皆様へ本記事が参考情報として少しでも役立てば幸いです。
また、記事の中でご紹介したERPパッケージシステム『MA-EYES(エムエーアイズ)』についてご興味いただけましたら、下記よりお気軽にお問い合わせください。
MA-EYESに関するお問い合わせ
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筆者プロフィール
- 霊長類最強botが好きです。
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