複数会社(グループ会社)へのERP導入事例<ERP導入事例18>
ビーブレイクシステムズの製品MA-EYES(エムエーアイズ)のプロジェクト管理機能は、プロジェクト毎の売上/原価予実管理を実施することでリアルタイムに収支を確認することができます。
今回の事例では、同じ業務を行っている複数会社へ導入(グループ会社へ展開)した事例を紹介します。
目次
統合型業務管理システム『MA-EYES』について
導入事例の対象製品として紹介する統合型業務管理システム(ERP)のMA-EYESについて簡単に紹介します。
MA-EYESは当社が自社で開発・販売を行っている、案件ごとの売上/原価を正確に管理することのできるプロジェクト管理機能を中心としたERPです。申請・承認機能を始め、権限設定機能やログ管理機能、各種履歴確認機能なども搭載されており、内部統制へも対応したシステムです。
今回の事例について
事例企業
- 業種:システム開発
- 利用者数:300人(グループ)
システム利用状況
- グループ会社毎に別々のシステムを利用していた。
システム導入前の課題・要望
- グループ会社で異なるシステムを利用し業務管理を実施している為、1つのシステムに統一したい。
- グループ会社で統一したシステムを導入することで、情報の一元管理を実現したい。
- プロジェクトの管理の収支管理はエクセルで管理している為、手間がかかっておりシステムを導入することで業務の効率化を図りたい。
システムでの解決方法
- MA-EYESは、複数の会社で利用可能な上、サーバライセンスを採用している為、事業の拡大等により利用者数が増加しても、利用料金が増額することなくシステムを利用可能。
- MA-EYESを複数会社で利用する事により、グループ間で利用するシステムを統一する。
- 今までエクセルで管理していたプロジェクト毎の収支管理業務をMA-EYESを導入しシステムにて管理する事で、エクセル管理による人的ミスや集計業務の負荷を軽減し業務の効率化を支援。
システム導入範囲と実現した内容
導入したシステムの概要図は以下のとおりです。
- 案件(見込)から見積、プロジェクト管理、購買、経費、作業実績・勤怠、請求、入金、支払、配賦、帳票・分析まで各種業務の一元管理を実現。
- グループ会社へは同一仕様のMA-EYESを利用する。ビーブレイクシステムズにてグループ会社毎にMA-EYESを利用可能とする設定する。※本事例ではグループ会社毎にカスタマイズは行わない。
- マスタ関連はグループ会社単位で設定が可能。※運用上の注意事項あり。
- グループ会社毎にプロジェクト毎の収支管理が可能。また、グループ会社毎に会計連携用の仕訳データの出力や給与計算システムへの入力もしくは連携をする為の給与計算用データを出力することができる。
- グループ会社間で担当者の異動が生じても、同一システムを利用している為、新たに別システムの操作や運用を覚える必要がなく、システムをすぐに利用することが可能。
是非、お問い合わせください
本事例では5社以上のグループ会社へ導入しました。各グループ会社へ同一仕様のMA-EYESを導入するにあたり、システムに求める要件の取り纏めと、窓口となる担当者の設定など、お客様の協力がとても重要でした。複数会社で同一システムの導入を検討される際のご参考としていたければ幸いです。
また、記事の中でご紹介したERPパッケージシステム『MA-EYES(エムエーアイズ)』についてご興味いただけましたら、下記よりお気軽にお問い合わせください。
MA-EYESに関するお問い合わせ
※掲載されている商品名またはサービスなどの名称は、各社の商標または登録商標です。
筆者プロフィール
- 霊長類最強botが好きです。
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