イベント事業会社へのERP導入事例<ERP導入事例13>
ビーブレイクシステムズの製品MA-EYES(エムエーアイズ)は、イベント事業会社のお客様に合わせてシステム構築を実施した事例があります。今回はイベント事業会社におけるMA-EYESの導入事例を紹介します。
目次
イベント事業会社向け『MA-EYES』について
導入事例の対象製品として紹介する統合型業務管理システム(ERP)のMA-EYESについて簡単に紹介します。
本事例のMA-EYESではプロジェクトに紐づけて見積、積算(原価予定)を作成し、実際原価情報を取込むことで、実行予算画面にて見積金額に対する見込粗利や最終粗利を確認することが可能なERPです。
また、申請・承認機能を始め、権限設定機能やログ管理機能、各種履歴確認機能なども搭載されており、内部統制へも対応したシステムです。
今回の事例について
事例企業
- 業種:イベント事業
- 利用者数:200人
システム利用状況
- アクセスで業務管理を実施していた。
システム導入前の課題
- 現行システムの保守サポートが終了しており、メンテナンス等の対応ができない。
- 見積業務と積算業務が分離できていないことにより見込粗利が把握できない。
- 発注金額と支払金額に差額が生じており、内部統制を強化する必要がある。
システムによる解決方法
- ビーブレイクシステムズがシステムのメンテナンスやサポートを実施する為、自社での作業負荷は大幅に軽減。
- 案件(プロジェクト)情報と紐づけて見積機能と積算機能を管理可能とする。また、見積機能と積算機能はそれぞれ別機能として構築を実施する。
- 購買(発注)管理で作成した発注実績情報を仕訳データにて既存の支払管理システムに連携可能とすることにより転記などで生じる誤入力を防ぐ。
システム導入範囲と実現した内容
導入したシステムの概要図は以下のとおりです。
- 案件の基本情報をプロジェクトとして登録します。
- 積算管理により対象プロジェクトの原価情報を登録します。
- 積算管理で登録をした情報を読込み、見積管理にて見積情報を登録します。
- 対象プロジェクトに要員をアサインする場合は、アサイン管理にて要員をアサインします。
- 積算管理画面等から購買管理画面に遷移し、仕入先への発注処理を実施します。
- 案件(プロジェクト管理)画面から請求管理画面に遷移し、請求処理を実施します。
- 資材管理機能にて資材の在庫管理を可能とし、在庫の出庫や棚卸を実施します。
- 既存の原価計算システムから経費や労務費の原価実績を取込みます。
- 実行予算管理画面にて部門別の見積金額、積算金額、実際原価の情報から粗利を確定します。
- 月次締め処理にて、請求実績から売上の仕訳を生成し、発注実績/在庫の出庫実績から原価の仕訳を生成し、仕訳データを出力します。出力した仕訳データを手動で会計システムに取込みます。
是非、お問い合わせください
イベント事業会社へのERPパッケージシステムの導入事例について紹介しました。システムの導入や利用中システムのリプレイスを検討されている皆様へ本記事が参考情報として少しでも役立てば幸いです。
また、記事の中でご紹介したERPパッケージシステム『MA-EYES(エムエーアイズ)』についてご興味いただけましたら、下記よりお気軽にお問い合わせください。
MA-EYESに関するお問い合わせ
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筆者プロフィール
- 霊長類最強botが好きです。
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