海外でのリモートワークは簡単ではない!始める前にやっておくべきことを紹介

近年、リモートワークという働き方が注目を浴びています。リモートワークを始めることで、通勤の負担が減り仕事の生産性が上がる、勤務地から遠く離れた場所でも働くことができるなどの多くのメリットを得られます。

では、海外でリモートワークする場合の事情はどうなっているのでしょうか?日本と海外では環境が異なるため、海外でリモートワークを始めるためには十分な準備が必要と言われています。

ここでは、海外でリモートワークを始める際にどのような準備が必要なのかを詳しく見てみましょう。

海外リモートワークの難易度が高いといわれる理由

海外でのリモートワークは日本で行うよりも難易度が高いと言われていますが、それはなぜなのでしょうか?海外でリモートワークをする際の問題点について見てみます。

時差の問題

日本と海外には時差があるため、いつでも仕事に必要なコミュニケーションを取れるとは限りません。リモートワークをする際には、仕事の依頼者や一緒に仕事をする人たちとのコミュニケーションが必要です。チャットやメールでもコミュニケーションを取ることが可能ですが、リアルタイムで連携したい場合もあります。しかし、日本と海外では時差があるため、リアルタイムにコミュニケーションできる時間が限られてしまうのです。

例えば、日本はロンドンよりも8時間進んでおり、ワシントンよりも13時間進んでいます。ですから、日本時間が午前9時だと、ロンドンではまだ午前1時ですし、ワシントンでは前日の午後8時です。ですから、日本で会社が始まる頃、ロンドンにいる人は寝ているでしょうし、ワシントンでは残業していれば連絡が取れますが、すでに仕事が終わって帰宅しているかもしれません。日本と時差があまりないアジア圏やオーストラリアなら時差をあまり考慮しなくて良いでしょう。しかし、時差が大きい国同士で仕事をする場合、コミュニケーションを取れる時間がバラバラになるため注意が必要です。

インターネット環境の問題

リモートワークをするためには、インターネット環境の存在が非常に重要です。ただネット回線がつながれば良いわけではなく、安定した通信速度を確保する必要もあります。なぜなら、スカイプや電話会議などを使って通信をする際に途中で回線が途切れたり速度が遅かったりすると、スムーズなコミュニケーションが取れないためです。海外にはインターネット環境が不安定な場所も多いため、安定したネット回線を確保するのが難しいこともありますから、注意が必要です。

日常生活における利便性の問題

海外で暮らすことに慣れているなら問題ありませんが、これから海外に行って仕事を始めるのであれば十分な準備が必要です。海外で生活を始める際には、日本とは異なる海外の文化や生活様式に慣れてから仕事を始めるのがベストです。さらに、海外で仕事を始めるためには、就労ビザや保険、税金の手続きなども重要です。住む国によって必要な手続きが異なりますから、それを調べるところから始めなければなりません。

海外で仕事を始める際には、日本にいるときからしっかりと準備する必要があるでしょう。

海外でリモートワークをする際に気をつけるべきこと

海外でリモートワークを始める際に気をつけるべきなのは、どのようなことなのでしょうか。まとめてみましたので、参考にしてください。

ビザなど入国に必要な手続きの確認

海外に移住して働く際にはさまざまな手続きが必要ですが、中でも最も大事な手続きが就労ビザの取得です。

日本でもそうですが、どこの国でも外国人が働く際に審査に通過する必要があります。外国人が働くことをある程度制限しないと、自国の労働者の仕事がなくなってしまう可能性があるからです。日本人が海外で働く際には、基本的には雇用主である企業が就労ビザの申請を行います。申請しても承認されるとは限りませんし、申請から承認までは時間がかかります。また、申請の方法や審査の内容は国によって異なります。ですから、日本にいる間に就労ビザの取得について雇用主の企業と調整しておく必要があります。

他にも、海外への転出届や在留届の届け出、国際運転免許の取得、税金関連の届け出などが必要な場合がありますから、事前に確認しておきましょう。

仕事量・時間管理を明確に行う

海外でリモートワークを行う場合に限らず、自宅で仕事をする際には仕事量や時間管理がとても大事です。自宅で仕事をしているとオンとオフの切り替えが難しい、まわりに一緒に働く人がいないためつい仕事をさぼってしまうなどの問題が起こるからです。

また、海外で働くと時差の問題もあります。会社の人たちとコミュニケーションを取る時間を明確に決めておかないと、一緒に仕事をしている人と話す機会がなかなか取れません。

生産性を下げず、オンとオフの時間を明確にするために、仕事量や時間管理を徹底する必要があるでしょう。

あらかじめインターネット環境を確保する

リモートワークを行う際に最も重要なのが、インターネット環境の確保です。特に、海外でリモートワークを行うためには、通信量や通信速度、料金の面で十分な質を確保しておく必要があります。そのため、海外でリモートワークを本格的に始める前に、あらかじめインターネット環境を整備しておくのがベストです。もし、現地でネット環境を確保できるかわからない場合には、日本国内でWi-Fiなどを契約しておく方が良い場合もあります。

どのようなインターネット契約にした方が良いか、あらかじめ確認しておきましょう。

まずは国内でリモートワークの経験を積むのがベター

いきなり海外でリモートワークを始めても、慣れない環境の中ではスムーズに仕事ができない可能性もあります。そのため、まずは国内でリモートワークを始めてみて、仕事自体に慣れてから海外へ行くことをおすすめします。しばらく国内でリモートワークをして仕事のペースをつかみ、仕事のスキルを高めておきましょう。

いきなり海外でリモートワークを始めても、慣れない環境で新しいことを始めるのは難しいはずです。まずは国内で仕事を続けられることを確認してから、海外へ移住しましょう。

海外に拠点をもつ日本企業で働くほうが楽な場合も

海外でリモートワークをする際には、どんな企業で働くかということも大事な選択肢の一つです。いきなり日本人とは全く文化や考え方が異なる海外の企業で働こうとするのは、無謀かもしれません。まずは海外に拠点を持つ日本企業で働くことで、働きやすい環境を得られるでしょう。

あなたがこれから移住する国には、リモートワーカーがどれくらいいるでしょうか?リモートワークのしやすさは、リモートワーカーの数によってある程度わかります。

例えば、アメリカではリモートワークが定着しています。労働人口の約50%がリモートワーク可能な仕事をしており、約20%が実際にリモートワークをしているというデータもあります。また、ヨーロッパでは高い失業率を改善する目的で、リモートワークが推進されています。一方で、アジア圏ではまだまだリモートワークは発展途上です。

このように、国によってリモートワーク事情が異なりますから、参考にすると良いでしょう。

まとめ

海外でリモートワークを成功させるためには、事前の準備が非常に重要です。日本との時差に対応できるかの確認、安定したインターネット回線の確保、海外での生活の準備、就労ビザの手続きなど、やるべきことはたくさんあります。これらの準備が整っていたとしても、日本とは環境が全く異なる海外でリモートワークをスムーズに開始できるとは限りません。ですから、あらかじめ日本でリモートワークを経験してみて、仕事のめどが立ってから海外で本格的にリモートワークを始めることをおすすめします。

業務の自動化を実現する「WinActor」

WinActorは純国産RPAソリューションです。Excel、ブラウザ、業務システム等、Windows端末から操作可能なアプリケーションの操作をシナリオとして学習し、PC操作を自動化するソフトウェア型のロボットです。

WinActorで業務の自動化を実現しませんか?