Difyを学ぼう 第2回 チャットボットを作ってみよう
AIの進化のスピードはめまぐるしく、ここ1~2ヶ月の間にもさまざまなニュースが飛び交っています。特に衝撃だったのが、AIが勝手に企業に攻撃をしかけるというもので、これはなかなか怖いですね。また、AIによる消費電力も想像以上のようで、急速な普及と共に、課題も出てきているようです。
さて、前回Difyの用語などを簡単にご説明しましたが、今回は実際にDifyの中にある「チャットボット」を使って、社内規定チェック用のアプリを作成してみたいと思います。
今回はシンプルに、「社内規定のテキストデータを読み込ませて、それに関する質問について回答する」というチャットボットを作成します。
社内規定に関する質問に回答するチャットボットを作成する
まずは、Difyの「スタジオ」→「チャットボット」 にて、「最初から作成」を選び、入力画面にてタイトルを付けてみましょう。
以下は保存した状態です。

設定画面はこちらのようになります。

続いて、社内規定をナレッジに登録しましょう。
用意した社内規定はこちらです。サンプルなので非常に簡素なものとなっておりますがご了承ください。
社内規定
有休休暇を取得する場合は、3日前までに申請すること
ただし、急な場合は上長に確認ずれば事後申請でもよい
有休休暇は年20日とする
こちらをメモ帳などのテキストファイルに保存し、ナレッジに登録します。
作成中のチャットボットを一度保存して、メニューの「ナレッジ」→「ナレッジベースを登録」から、ナレッジ登録の画面へ移動します。
今回はテキストファイルからインポートを選択します。

ここでテキストファイルを選択して「次へ」をクリックすると、設定画面に進みます。今回は設定の変更はせずにそのまま、「保存して処理」をクリックします。
ナレッジへの登録が完了しました。

ナレッジを作成することで、先ほどのスタジオの設定画面にある「コンテキスト」に追加することが可能になります。
以下がコンテキストに追加した状態です。同時にどのように回答してほしいかをプロンプトに入力します。

設定が完了したら、画面右下の「Botと話す」に質問を入力します。今回は、自社の有給休暇の日数について質問してみます。

このように、さきほどナレッジに登録した内容に沿った回答が得られました。
チャットボットの作成については、これで完了です。
まとめ
今回は、まずはDifyでなにかを作ってみようという観点から、簡単なナレッジを用いた簡単なチャットボットを作成しました。
このようなチャットボットであれば、製品マニュアルや、各種社内規定などナレッジに入れる情報を増やすことで、実際に社内で使えるAIアプリが完成します。
なにより、実際に自分で作ったアプリが動く感覚を得ることが重要だと思いますので、いろいろ試していただければと思います。 次回は、チャットフローを使ったAIアプリを作りたいと思います。
※本記事の検証環境および解説は Dify Version 1.9.1(本記事執筆時点)に基づいています。最新バージョンとは操作画面や仕様が異なる可能性があります。本記事の正確性については最善を尽くしますが、これらについて何ら保証するものではありません。必ず最新情報をご確認ください。
※記載の商品名やサービス名は各社の登録商標または商標です。
筆者プロフィール

- ビーブレイクシステムズ
- 家電量販店でウィンドウショッピングするのが好きです。
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